ニュース 社会 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076854
日本人と台湾人から成る詐欺グループに日本で5,830万円をだまし取られた日本人女性が先月来台し、既に逮捕、起訴された台湾人被告から300万台湾元(約1,100万円)を取り戻すことに成功したことが分かった。4日付自由時報が報じた。
被害女性(左)。台中地検には後日、感謝の手紙が届いたという(3日=中央社)
日本の警察は昨年、警察をかたって女性から金を詐取した容疑で台湾籍の容疑者を逮捕した。これを受けて台中地方検察署は、内政部警政署刑事警察局の日本駐在員から情報を入手し、台湾で捜査を進めていた。
その結果、日本の暴力団に所属する日本人と台湾人で結成された詐欺グループが、台中市西屯区に拠点を設け、警察官や銀行員をかたり金をだまし取る詐欺行為を働いていたことが判明。台湾側のメンバーを逮捕した。
なお日本と台湾の間には司法面での互助メカニズムが存在しないが、今回、台中地検は「和解プログラム」を通じて被害女性が被告から現金の返還を受けられるよう協力した。
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