ニュース 機械 作成日:2018年5月7日_記事番号:T00076868
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は4日、中部科学工業園区(中科)にロボット研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。産業用ロボットの生産や研究開発を行う。2020年9月稼働予定で、投資額は10億台湾元(約36億7,000万円)以上。5日付経済日報などが報じた。
海董事長(左2)は、同社ロボット部品の自社調達率は85%に達しており、コスト面でアドバンテージがあると述べた(中科リリースより)
同社によれば、ロボット研究開発センターは28年までの累計売上高が10億米ドルに達する見込みだ。海英俊董事長は、同社の水平多関節ロボット(SCARA)の15年からの累計生産台数は2,000台に達し、半数以上が電子業界の川中・川下で使用されていると指摘。中国の電子業界で人材不足が深刻化する中、4軸水平多関節ロボットを強化し、昨年の中国での販売台数が3位に急浮上したと説明した。
同社はこの他、来年にも南部科学工業園区(南科)台南園区に第3期工場を着工予定だ。第3期工場では産業用コントローラー、太陽光発電設備用インバーター、無停電電源装置(UPS)などを生産する予定だ。
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