ニュース その他製造 作成日:2018年5月7日_記事番号:T00076872
台湾経済研究院(台経院、TIER)が4日発表した3月の製造業景気指数は10.88ポイントと前月比2.14ポイント上昇し、製造業景気信号は「黄青(後退傾向)」に、前月の「青(後退)」から改善した。台経院は、世界的な景気回復基調が続いていること、前月は春節(旧正月、2018年は2月16日)連休による稼働日減少の影響があったことなどが主因と指摘した。5日付工商時報が報じた。
製造業景気指数を構成する5項目のうち、▽原材料投入(前月比1.12ポイント上昇)▽経営環境(0.37ポイント上昇)▽販売価格(0.37ポイント上昇)▽需要(0.33ポイント上昇)──の4項目が上昇した。コストは0.05ポイント下落した。
業種別の構成比は「青」が40.68%と前月比50.04ポイント下落した一方、▽黄青、52.96%(前月比46.15ポイント上昇)▽緑(安定)、5.32%(2.84ポイント上昇)▽黄赤(過熱傾向)、1.04%(1.04ポイント上昇)──は上昇した。「赤(過熱)」は0%のままだった。
うち電子部品の景気信号は「黄青」に改善した。3月の電子部品輸出額は前年同月比21.5%増加したものの、米中貿易摩擦やアップル新製品の見通しなど、不確定要素もある。
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