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4月末の外貨準備高、13カ月ぶりに減少【図】


ニュース 金融 作成日:2018年5月7日_記事番号:T00076874

4月末の外貨準備高、13カ月ぶりに減少【図】

 中央銀行(中銀)が4日発表した4月末の外貨準備高は4,571億3,200万米ドルと前月比5,600万米ドル減少し、13カ月ぶりに減少に転じた。中銀は、ユーロなど主要通貨の値下がりが主因と説明した。5日付工商時報が報じた。

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 4月末の外資が保有する台湾の有価証券と台湾元建て預金残高の合計は、前月比239億米ドル減少して3,951億米ドルとなり、4カ月ぶりに4,000億米ドル台を下回った。外貨準備高に占める割合は86%で5ポイント下落した。中銀の顔輝煌外国為替局長は、4月の台湾株式市場の加権指数が2.4%下落し、外資による台湾株の売り越しが800億米ドルを超えたことも、外貨準備高減少の一因だと指摘した。

 主要国・地域の外貨準備高比較で、台湾は依然5位だった。中国(3兆1,428億米ドル、3月末)、日本(1兆2,682億米ドル、3月末)、スイス(7,721億米ドル、3月末)、サウジアラビア(4,832億米ドル、3月末)に続いた。