ニュース 金融 作成日:2018年5月7日_記事番号:T00076875
台湾でマネーロンダリング(資金洗浄)対策が強化され、一部銀行では海外送金手数料が36%も引き上げられる。6日付蘋果日報が伝えた。
第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)は6月13日から海外送金の基本手数料が80台湾元(約290円)値上げされ、300元となる。送金額に比例する手数料(0.5%)は最低100元、上限が800元で、海外送金には最低でも400元の手数料がかかることになる。
彰化商業銀行(CHB)も6月までに追随を予定。華南商業銀行も他行の動向をみながら、値上げを検討する。合作金庫商業銀行(TCB)は自行顧客以外による店頭での海外送金で手数料を100元上乗せする。
値上げの理由は、外貨建て送金の清算行である兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)がマネーロンダリング対策コストをカバーするため、市中銀行に請求する手数料を増額したためだ。
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