ニュース 機械 作成日:2018年5月8日_記事番号:T00076892
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)が発表した4月の機械設備輸出額は前月比7%減、前年同月比6.7%増の22億6,000万米ドルだった。中国向けのカスタムメード・自動化設備の需要が増えたが、リニアガイド、主軸、軸受など重要部品の供給不足が響いた。8日付経済日報が報じた。
重要部品を手掛けるメーカーの多くは、労働基準法(労基法)再改正による時間外労働時間の上限(3カ月で138時間)では、現在の受注に対応するには不十分で、受注から出荷までに4~5カ月以上かかってしまうと不満を表明している。上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)などでは一部のリニアガイドの納期が1年以上に達している。
TAMIの王正青秘書長は、台湾機械産業の昨年生産額は1兆台湾元(約3兆6,600億円)を初めて突破し、今年は前年比8~10%増を見込んでいるが、重要部品の供給不足がネックになると懸念を示した。
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