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パワーチップ、事業分割で再上場計画か


ニュース 電子 作成日:2018年5月9日_記事番号:T00076910

パワーチップ、事業分割で再上場計画か

 ファウンドリー大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は、12インチウエハー工場と8インチウエハー工場を分割し、2020年に株式の再上場を目指しているもようだ。9日付経済日報が伝えた。

 これに関連し、同社が今月24日に予定している株主総会では、同社株式の10%以上を保有する「上場自救会」が会社側に直ちに上場申請を提出するよう求めるため、委任状の獲得や陳情を続けている。

 創業者の黄崇仁氏は10日に記者会見を開き、再上場計画について説明を行うもようだ。

 同社は2008年の世界金融危機に伴い、DRAM市況の悪化で経営難に陥り、12年12月に債務超過を理由に上場廃止に追い込まれた。その後はファウンドリーとして経営再建を図り、17年は80億8,000万台湾元(約300億円)の純利益を計上し、5年連続で黒字を達成している。