ニュース 電子 作成日:2018年5月9日_記事番号:T00076913
液晶パネル最大手、友達光電(AUO)は中国上海市松江区の後工程モジュール(LCM)工場を閉鎖し、生産機能を江蘇省の蘇州工場に移転する計画だ。9日付工商時報などが報じた。
AUOは、蘇州工場などでは大中小全サイズの製品を生産しており、松江工場では主にモニター用パネルのモジュールを生産していたが、効率化のため閉鎖を計画していると説明した。松江工場の従業員は約800人。
AUOが8日発表した4月連結売上高は244億8,000万台湾元(約900億円)で、前月比4.2%減、前年同月比11.9%減だった。1~4月累計では989億2,100万元で、前年同期比15%減だった。4月の大型パネル出荷枚数は891万枚で前月比11.4%減、中小型パネル出荷枚数は1,652万枚で4.4%減だった。
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