ニュース 建設 作成日:2018年5月9日_記事番号:T00076921
裕隆集団が約800億台湾元(約2,900億円)を投じて新北市新店区で進める大型住宅商業複合ビル開発プロジェクト「裕隆城」で8日、商業エリアの開発に対し、台湾銀行を幹事行とする銀行団が100億元の協調融資(シンジケートローン)を提供する契約が結ばれた。9日付工商時報が報じた。
契約式に臨んだ陳副執行長(中)。裕隆城は既に着工しており、2022年に引き渡しを予定している(8日=中央社)
裕隆集団が銀行団に提示した財務計画によると、裕隆城計画の第1期開発用地は6,783坪で総工費は150億元。同用地では地上1~7階を商業施設、8~40階を住宅とする複合ビルを建設する。
裕隆城は、敷地内に約1万坪の公園も設置するほか、大手書店の誠品書店(エスライト・ブックストア)を誘致、さらに2016年に死去した世界的建築家、ザハ・ハディッド氏が設計に関わったマンションを建設するなど自然と文化を兼ね備えた生活圏の形成を目指している。裕隆集団の陳国栄副執行長は、「住宅だけでなく、ライフスタイルを売る」と語っている。
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