ニュース その他分野 作成日:2018年5月9日_記事番号:T00076928
行政院主計総処が8日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.98%上昇した。主計総処は、野菜・果物とエネルギーを除いたコアCPIは前年同月比1.3%上昇にとどまり、物価は依然安定しているとの見方を示した。9日付経済日報などが報じた。
4月のCPI上昇は、春夏物衣料の新商品発売や、ガソリン、たばこ値上げなどが主因だ。市場では、中央銀行(中銀)が利上げの指標とする2%に近づいたが、今年通年で2%を超える可能性は低いとみられている。
コメ、鶏卵、豚肉など重要民生物資17品目の4月CPI上昇率は2.93%と、4カ月ぶりに3%を下回った。うちティッシュ・トイレットペーパー類は10.89%上昇し、過去9年で最大の上昇率だった。主計総処綜合統計処の梅家瑗副処長は、原料となるパルプの国際価格が前年同月比23~36%上昇したためと分析した。
4月の卸売物価指数(WPI)上昇率は2.53%で、過去15カ月で最大だった。
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