ニュース 公益 作成日:2018年5月10日_記事番号:T00076955
3月に環境影響評価委員会大会(環評大会)で承認された台湾電力(台電、TPC)深澳石炭火力発電所(新北市瑞芳区)の新設計画で、経済部やTPCは9日、前回決議に従い、環評大会で再報告を行った。10日付聯合報が伝えた。
会場の環保署前では、建設に賛成、反対の両派がアピール活動を行った(9日=中央社)
計画は3月の段階で賛成9、反対8の1票差で承認されていたが、大きな論議を呼ぶ案件であることを考慮し、TPCに再報告を求めることが決議されていた。
非公開で4時間にわたり続いた環評大会で委員からは建設に反対する厳しい意見が相次いだが、既に計画をストップする仕組みはなく、最終報告完了で、残る手続きは行政院環境保護署(環保署)の公文書による正式認可のみとなった。
環評大会ではまた、深澳発電所周辺に建設される防波堤や石炭荷降ろし用の埠頭(ふとう)が生態保育区に位置しているにもかかわらず、生態調査が行われていないとして、TPCに来年末までに調査を終え、審査を受けるよう求めることが決議された。
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