タイヤ材料のカーボンブラック大手、中国合成橡膠（ＣＳＲＣ、中橡）は10日、インドでの新工場設置に２億米ドルを投じると発表した。３期に分けて建設し、同社最大のカーボンブラック生産拠点となる。11日付経済日報が報じた。
インド新工場は2021年に第１期生産ラインとインフラ建設が完成する。生産能力は15万トンで、その後、市場の需要に応じて第２、第３期工場の生産能力を調整する方針だ。
なお同社はこの日、「国際中橡投資控股」に社名を変更して持ち株会社へ移行するほか、高雄市の林園工場が担うカーボンブラック事業とバイオテクノロジー事業を、100%子会社の「林園先進公司」と「全循環公司」に分社化すると発表した。
