シネマコンプレックスを中心とする複合商業施設「秀泰広場（ショータイムプラザ）」樹林店が11日、新北市の台湾鉄路（台鉄）樹林駅前でオープンした。台東店、嘉義店、台中駅前店に続く４店目だ。11日付工商時報が報じた。
秀泰広場樹林店は映画興行会社の秀泰影城（ショータイム・シネマズ）を運営する秀泰グループと生命保険大手の南山人寿保険が約30億台湾元（約110億円）を投じて建設した。シネマコンプレックスは新北市最大で、高さ14メートルの巨大スクリーンを備える。同店にはカジュアル衣料のユニクロ、生活雑貨の無印良品、家具量販のニトリなど120店が入居する。年間売上高は18億～20億元を見込む。
秀泰グループの廖偉翔副総経理は、６月に台中市で秀泰広場文心店をオープン、新北市土城区の複合商業施設「日月光広場」でシネマコンプレックスをプレオープンすると説明した。年内にシネマコンプレックスは12館に達し、売上高で国賓影城（アンバサダー・シアターズ）を抜き、最大手の威秀影城（VIESHOW CINEMAS）に迫る見通しだ。
