ニュース 電子 作成日:2018年5月14日_記事番号:T00076986
IC設計の威盛電子(VIAテクノロジーズ)が開発した、自動車の全方位監視システム、および先進運転支援システム(ADAS)を統合したスマート運転補助ソリューション「Mobile 360」が、中国浙江省の湖州恩馳汽車の自動運転バスに採用された。同車両は4月に量産を開始している。14日付工商時報が報じた。
恩馳汽車の自動運転バスに搭載されたVIAのソリューションは、ユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=UW0Us7kiyvM)でも確認できる(同社リリースより)
今回、恩馳汽車のバスに採用されたVIAのMobile 360は、4台のカメラで走行中の道路状況や周辺環境を把握するほか、ADAS用にもう1台のカメラを搭載。さらに車内に走行速度や道路状況に関するデータや画像を表示するディスプレイも備える。
なお恩馳汽車は、トヨタ自動車や日産自動車、米ゼネラルモーターズ(GM)を顧客とする自動車部品の大手、敏実集団(MINTH、ミンスグループ)の100%子会社。証券会社によると、VIAは恩馳汽車との提携が順調に進めば、今後、敏実集団を通じて日本や米国の自動車メーカーのサプライチェーン入りを果たす可能性もある。
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