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裕隆集団4社のQ1利益、過去8年で最高【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年5月14日_記事番号:T00076989

裕隆集団4社のQ1利益、過去8年で最高【表】

 自動車大手グループ、裕隆集団傘下の主要4社、裕隆汽車製造、中華汽車工業(チャイナ・モーター)、裕隆日産汽車、裕融企業(TAC)の第1四半期利益は合計で44億台湾元(約162億円)を超え、同期としては過去8年で最高となった。同期の利益成長について裕隆汽車は、主にTACの中国における自動車金融、リース業務の急速な成長、中華汽車の増益が貢献したと説明した。12日付工商時報が報じた。

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 なおTACは11日、50億元を上限とする現金増資の実施を董事会で決定。資本金を2倍以上に拡大し、中台自動車金融市場での展開拡大に備える。

 裕隆汽車の第1四半期連結売上高は237億元で前年同期比4.73%減、純利益は12億8,800万元、1株当たり純利益(EPS)は0.88元で前年同期の0.52元を上回った。

 中華汽車の同期純利益は13億1,800万元で前年同期比約26.5%の大幅増となった。同社が16%を出資する中国の福建奔馳汽車(福建ベンツ)の利益が大きく成長したことが主因だ。

 一方、裕隆日産の同期純利益は11億1,100万元で、EPSは昨年同期の4.81元から3.70元に低下した。人気車種の新車発売がなく、同期営業利益は4億2,900万元と前年同期比約40%の大幅減だった。