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中華電信がネット専業銀、兆豊銀・台銀と提携か


ニュース 金融 作成日:2018年5月14日_記事番号:T00077000

中華電信がネット専業銀、兆豊銀・台銀と提携か

 金融監督管理委員会(金管会)がインターネット専業銀行の解禁方針を固めたことを受け、通信キャリア大手の中華電信は、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、台湾銀行と提携し、参入を目指すもようだ。14日付聯合報が伝えた。

 中華電信の鄭優董事長は「潜在的なパートナーが初歩的な参入意向を示しており、関連する検討を進めているのは事実だ。1~2カ月後には、はっきりしてくるのではないか」と説明した。

 インターネット専業銀行をめぐっては、設立枠は2行で、金融持ち株会社または銀行が50%以上を出資し、金融機関が主導権を握ることが条件となっており、金融業以外からの参入には金融機関との提携が不可欠だ。

 中華電信以外では、これまでに楽天やLINE(ライン)が参入に関心を示している。中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)はLINEから接触を受けたことを明らかにしている。