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福原愛さんが始球式、点数は「87点」


ニュース 社会 作成日:2018年5月14日_記事番号:T00077009

福原愛さんが始球式、点数は「87点」

 昨年10月に女児を出産した日本の人気卓球選手、福原愛さん(29)が母親となって初めて迎えた母の日の13日、台湾プロ野球、ラミゴ・モンキーズの本拠地、桃園国際棒球場で始球式に登板した。

/date/2018/05/14/18kakomi_2.jpg見事な投球ができ、福原さんは飛び上がって喜んだ(13日=中央社)

 ラミゴ・モンキーズは11日より3日間、日本のパシフィック・リーグとの提携による日本フェスタ「YOKOSO桃猿」を開催。日本のスター選手がビデオメッセージを届けたり、12日にはロッテマリーンズの人気キャラクター「謎の魚」や日本ハムファイターズのマスコット「Fフレップ」が桃園球場に登場し、試合を盛り上げた。

 イベント最終日の13日、ピンク色のユニフォームとグローブを身に付けて始球式に臨んだ福原さんは、元横浜DeNAベイスターズで現在はラミゴに所属する王溢正投手から投げ方の指導を受けた後、マイクを握ってマウンドへ。「この日は私にとって初めての母の日です。ボールが(キャッチャーを務める)王投手のところまで届くよう応援をお願いします」とあいさつし、大声援の中で投球を行った。

 福原さんが投げたボールは見事、ノーバウンドで王投手のミットの中へ収まり、観客からは大歓声が上がった。なお球場には夫で同じく卓球選手の江宏傑さんと娘のあいらちゃんも来場し、母親の投球を見守った。

 2012年に日本で楽天イーグルスのホームゲームに登場して以来2度目の始球式登板だったという福原さんはその後の記者会見で「子供が大きくなったら、最初の母の日は野球場へ行って始球式に付き合ってもらったんだよと教えてあげたい」と語った。

 また記者から「きょうの投球に点数を付けるとしたら?」と質問され、「87分、不能再高了」(87が台湾語の「ばか」と音が似ていることから、「これ以上、ばかげたことはない」の意)と答えて笑いを誘い、台湾のスラングにもなじむほど現地の生活に溶け込んでいる様子をうかがわせた。