ニュース 機械 作成日:2018年5月11日_記事番号:T00077011
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は10日、兵庫県神戸市で計画している新工場について、6月末までに神戸市に建築許可を申請する方針を明らかにした。新工場の敷地面積は7,500坪。11日付工商時報などが報じた。
卓董事長(中)は、下半期の業績は上半期を上回るとの見通しを示した(10日=中央社)
ハイウィンは今年、設備投資に54億台湾元(約200億円)以上を投じる。今月、韓国の近畿道政府関係者が訪台し、用地1万坪を50年間無償使用できる覚書(MOU)に調印する見通しだ。この他、年末に中国江蘇省の蘇州工場第2期を着工、来年イタリア新工場建設計画を始動する予定だ。卓永財ハイウィン董事長は、2年以内のインド工場設置も検討していると発言した。
ハイウィンは、年内いっぱい受注見通しが立っており、フル稼働が続く見込みだ。卓董事長は、世界の半導体や光電メーカーの設備投資は2019年まで続く見通しで、自動車業界は20年まで旺盛な需要が続くとの予測を示した。
ハイウィンが10日発表した第1四半期純利益は、前期比44%増、前年同期比4.25倍の12億1,500万元で、過去最高を記録した。連結売上高は、前期比6.6%増、前年同期比52%増の65億5,300万元だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722