ニュース 商業・サービス 作成日:2018年5月11日_記事番号:T00077012
台北市政府産業発展局は10日、インターネット通販サイト最大手「PCホーム」のタイ向けサイト「PCホーム・タイ」に、台北市の企業の製品を販売するショップ「台北好物館」を開設したと発表した。11日付自由時報が報じた。
「台北好物館」の開設には、政府の新南向政策に呼応する意味もある(台北市政府リリースより)
PCホーム・タイの蔡文雄営運長は、タイのインターネット通販市場では消費者向け電子製品、ファッションアイテムなどが人気で、タイでは台湾の電子製品ブランドに対する認知度が高いと説明。タイの祝祭日に合わせたマーケティング活動などを通じて、台湾メーカーの販売を支援すると表明した。
市場調査会社、スタティスタの予測によると、タイのネット通販普及率は2018年に18%、22年に20.7%に達し、市場規模は18年の35億4,000万米ドルから22年には58億3,000万米ドルに拡大する見通しだ。
PCホームは15年にC2C(個人間取引)のオークションサイトでタイに進出した。現在、販売者数は2万人、取り扱い商品は200万点に達する。
タイのネット通販市場には中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)が買収したラザダ、中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が筆頭株主を務める蝦皮購物(ショッピー)も進出している。
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