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南亜科技、Q1世界シェア2.8%に拡大【表】


ニュース 電子 作成日:2018年5月15日_記事番号:T00077015

南亜科技、Q1世界シェア2.8%に拡大【表】

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のDRAMエクスチェンジによると、DRAM業界の第1四半期の売上高世界ランキングで、台湾最大手の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は前期比15.1%増の6億4,200万米ドルで、前期と同じ4位だった。市場シェアは2.8%で、0.3ポイント拡大した。15日付工商時報などが報じた。

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 南亜科技の売上高拡大は、20ナノメートル製造プロセス製品の出荷拡大、および取引価格の上昇によるものだ。

 5位の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は第1四半期売上高が1億7,500万米ドルで、前期比1.2%増だった。特殊用途向けDRAMの価格上昇が小幅だったことから、売上高も小幅な伸び幅にとどまった。6位の力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は1億1,300万米ドルで、前期比8.2%増となった。製品価格の上昇が貢献した。

 DRAM市場全体の第1四半期売上高は、前期比5.4%の230億7,600万米ドルで、過去最高を記録した。世界ランキング上位3位は前期と同じく、▽サムスン電子、103億6,000万米ドル(前期比2.9%増、シェア55.9%)▽SKハイニックス、64億3,200万米ドル(前期比2.2%増、シェア27.9%)▽マイクロン・テクノロジー、52億1,300万米ドル(前期比14.3%増、シェア22.6%)──の順だった。