ニュース 電子 作成日:2018年5月15日_記事番号:T00077016
台湾の電子機器受託生産サービス(EMS)業界は、受動部品の供給不足と値上がり、川下顧客による値上げ拒否の板挟みに遭い、収益が低下している。15日付電子時報が伝えた。
EMS業界関係者は「受動部品の供給不足は一時的なものだと考えていたが、これだけ長期にわたるとは思わなかった」と漏らす。
大手EMS業者の場合、値上げを受け入れれば、現時点で受動部品の供給が断たれる懸念はないが、小規模EMS業者の場合、スポット市場で高値で受動部品を調達しなければ、出荷を継続できない状況に追い込まれるところも出ている。
大手EMS業者は「受動部品の価格変動が大きい。幸い現在は非需要期なので供給不足による影響は小さい。調達先を1社に限らず、日本、台湾、中国の受動部品メーカーと今年下半期の調達について協議している」と説明した。また、客先とは新製品で受動部品の使用量を減らす設計を進めているという。
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