ニュース 金融 作成日:2018年5月15日_記事番号:T00077031
インターネット専業銀行への参入競争で、無料通信アプリ「LINE(ライン)」が遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)との提携を目指しているもようだ。15日付工商時報が消息筋の話として伝えた。
ただ、遠伝電信の李彬総経理は「遠伝は投資には加わらない」と述べた。
LINEは先週段階で台湾の複数の銀行と接触。10~12行から1行当たり4億~5億台湾元(約14億7,000万~18億4,000万円)の出資を得て、「資本金100億元」「銀行による出資比率50%以上」という2条件をクリアする構えとされる。
通信業界では、台湾大哥大(台湾モバイル)も現時点でネット専用銀設立を目指す陣営に加わる意向はないと説明した。
一方、中華電信は兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)など政府系銀行や電子商取引(EC)業者と組み、ネット専業銀への参入を目指す構えとされる。今後は通信大手3社によるネット専業銀参入の動きに注目が集まる。
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