ニュース 公益 作成日:2018年5月15日_記事番号:T00077033
定期検査のため4月3日から稼働を停止していた台湾電力(台電、TPC)の第3原子力発電所(屏東県恒春鎮)1号機が、早ければ今週17日にも稼働を再開する。行政院原子能委員会(原能会)が14日に稼働再開を許可した。第3原発1号機の発電容量は95万キロワット(kW)で、稼働後、台湾全土の運転予備率は3%上昇し、電力供給のひっ迫状態緩和に貢献する見通しだ。15日付工商時報が報じた。
TPCによると、第3原発1号機は、送電開始後2日で稼働率50%に、3~5日で100%に達するため、来週にもフル稼働となることが予想される。
連日の暑さで台湾全土の電力使用量は14日、今年最高の3,291万4,400kWを記録。運転予備率は6.05%で、電力の供給状況信号は需給ひっ迫レベルの「黄」となった。
稼働停止中の第2原発2号機についてTPCは、原能会が審査中のため、現時点で同機を電力供給計画には算入していないと表明した。
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