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万海航運、越コンテナターミナルに出資


ニュース 運輸 作成日:2018年5月15日_記事番号:T00077034

万海航運、越コンテナターミナルに出資

 海運大手の万海航運(ワンハイラインズ)は14日、ベトナム国営の港湾運営会社、サイゴン・ニューポート(SNP)、商船三井、伊藤忠商事と共同出資する「ハイフォン・インターナショナル・コンテナターミナル」が、ベトナム北部、ハイフォン市カットハイ島のラックフェン港で新コンテナターミナル「ハイフォン国際コンテナターミナル(HICT)」を開業したと発表した。15日付経済日報が報じた。

/date/2018/05/15/13wanhai_2.jpg13日に現地で開業式典が行われた。HICTの稼働開始は、ラックフェン港自体の開港を意味する(ワンハイラインズリリースより)

 約2年をかけて建設したHICTは、ベトナム北部初の大水深バースを有するターミナルで、1万4,000TEU(20フィートコンテナ換算)型のコンテナ船が受け入れ可能だ。またラックフェン港は中国、欧州、米大陸を結ぶ国際航路上のハブとしての役割を担い、今後、ワンハイのアジアをはじめ、世界市場開拓に大きく貢献することが見込まれる。

 ワンハイは現在、13本のベトナム航路を開設しており、ホーチミン港、カイメップ港(南部バリア・ブンタウ省)、ダナン港、ハイフォン港を主な寄港地とする。うちカイメップ港における同社の昨年の貨物積み下ろし量は130万TEUに上り、過去最高を記録した。