ニュース 電子 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077053
通信キャリア大手3社は15日、第4世代移動通信(4G)データ通信使い放題サービスを月額499台湾元(約1,840円)で申し込めるキャンペーンを終了した。9日から15日の期間に中華電信には120万~130万件の申し込みがあったとみられる。中華電信のユーザー1,040万件の11~12%を占め、各料金プランの利用者割合で最高となったようだ。16日付工商時報などが報じた。
中華電信の台北市信義商圏の店舗では、キャンペーン最終日の15日、午後11時まで営業するとの張り紙が出された(15日=中央社)
遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)と台湾大哥大(台湾モバイル)は、キャンペーン期間中にそれぞれ20万~30万件の申し込みがあったとみられる。
中華電信が14日、オンラインショップでの申請者を対象に499元キャンペーンを実質延長したことを受け、遠伝と台湾大哥大も15日午後12時までにオンラインショップで申請し、後日実店舗で手続きを済ませれば利用できるようにした。
違法な残業、罰金1800万元も
中華電信は、キャンペーン期間中に多くの従業員を1日12時間以上働かせていた。屏東県の店舗では14日夜、40歳の従業員が気を失って倒れ、病院に運ばれた。過労によるものとみられる。
中華電信は15日午後時点で10県市政府から計18項目の労働基準法(労基法)違反を指摘されており、最大で計1,800万元の罰金を科される見通しだ。
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