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台湾製の鍛鋼製継手、米国がダンピング仮決定


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077054

台湾製の鍛鋼製継手、米国がダンピング仮決定

 米商務省は現地時間14日、台湾、中国、イタリアから輸入される鍛鋼製継手に対して進めていたダンピング(不当廉売)調査の結果、不当に安い価格で販売されていると仮決定を発表した。台湾製の鍛鋼製継手の米国への輸入には116.17%の保証金の供託が必要となる。16日付経済日報などが報じた。

 米国は路竹新益工廠と柏緯鉄工に対して調査を実施。この他の台湾メーカーも、米国の調査への回答しておらず、同率の保証金が求められる。保証金は、最終決定でダンピングが認定されなかった場合は返還される。最終決定は7月24日までにも下される。

 中国製製品には7.42~142.72%、イタリア製製品には49.43~80.2%の保証金が求められる。

 米国の台湾からの2017年同製品輸入額は1,933万米ドルで、中国、イタリアなどに次ぐ6番目の規模。台湾にとっては、最大の輸出先だった。