ニュース 機械 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077055
東元電機(TECO)は15日、三菱重工系のMHIヴェスタスオフショアウィンド(MVOW)、安川電機子会社のフィンランド風力発電用電器品メーカーであるスイッチエンジニアリングと、風力発電における技術協力に関する提携覚書(MOU)に調印した。TECOはMHIヴェスタスのサプライチェーン入りし、風力発電分野に参入する。16日付工商時報が報じた。
安川電機の扇博幸常務執行役員(左)、MHIヴェスタスのラース・ボンド・コースコー共同CEO(中)、TECOの邱純枝董事長(右)が提携覚書に調印した(15日=中央社)
TECOはMHIヴェスタスと協力し、高出力密度の9メガワット(MW)発電機を台湾へ技術移転し、2020年の試作機完成、第三者認証の取得を目指す。100基以上の商機が見込める台湾の洋上風力発電(オフショア風力発電)市場向けに風力発電機を生産する他、アジア太平洋地域市場への参入も目指す。
TECOは、電力制御盤や発電機組み立てについても計画中で、風力発電分野では5年で30億台湾元(約110億円)の商機が見込めるという。
MHIヴェスタスは、台湾で4カ所、計900MWの洋上風力発電機を受注しており、21~24年に相次いで設置が予定されている。
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