ニュース 食品 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077056
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)は、人工のトランス型不飽和脂肪酸(トランス脂肪酸)が食品に含まれることを防ぐため、7月から不飽和脂肪酸を一部含む部分硬化油の食品への使用を禁止する。16日付自由時報が伝えた。
ベーカリーからは、パンやスイーツの材料を変更すれば、コストが上がる可能性があるとの声が聞かれた(15日=中央社)
今回の決定は、世界保健機関(WHO)が循環器系疾患の防止に向け、5年以内に人工のトランス脂肪酸を含む食品の根絶を目指していることを受けたものだ。
乳製品、牛肉、羊肉などに含まれる天然のトランス脂肪酸は規制対象には含まれない。禁止措置は食品の製造日を基準とする。違反業者には期限付きの改善命令が出され、従わない場合には3万台湾元(約11万円)以上300万元以下の罰金が科される。
食品大手の統一企業(ユニプレジデント)や南僑投資控股は「既に部分硬化油は使用していない」と説明した。
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