ニュース その他製造 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077057
セメント最大手、台湾水泥(台湾セメント、TCC)が15日発表した第1四半期純利益は前年同期比254%増の29億4,500万台湾元(約109億円)となり、同期として過去最高、単期として過去3番目を記録した。中国におけるセメント需要の高まりと価格上昇、および香港子会社、台泥国際集団(TCCインターナショナル)の完全子会社化により、中国事業の利益を全て業績として計上できるようになったことが主因だ。16日付経済日報が報じた。
台湾セメントの張安平董事長はまた、現在、欧州のセメントメーカー数社をターゲットに買収計画を進めており、買収価格に関する最終的な交渉を行っていると明らかにした上で、11月にも手続きが完了するとの見通しを示した。
一方、同業大手の亜洲水泥(アジアセメント、亜泥)も、第1四半期純利益が前年比701.5%増の18億9,700万元となり、同期として過去7年で最高を記録した。中国子会社、亜洲水泥(中国)控股の同期純利益が3億7,500万人民元(約65億円)と、6,995万人民元の赤字だった前年同期から黒字転換を果たした。
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