ニュース 建設 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077058
鴻海科技集団(フォックスコン)は2005年以降、中国において工業用地、商業地、住宅地を相次いで取得しており、将来的に不動産開発事業に活用するとの観測が出ている。16日付経済日報が報じた。
鴻海は05年に不動産開発を手掛ける「香港軒盛投資」を設立。▽上海市▽長春市▽貴州省▽太原市▽深圳市▽武漢市▽重慶市──などで商業・住宅用地を取得している。
今年初めには、広州市増城区の商業・住宅用地3件(計36万2,000平方メートル)を、鴻海と同省の不動産大手、碧桂園(カントリーガーデン)が出資する「広州市碧城科技投資」が59億7,000万人民元(約1,030億円)で取得し、ハイテクタウンを開発すると報じられた。
なお鴻海はこれまで中国で5件の商業施設開発計画を発表しているが、これまで開業にこぎつけたものはない。専門家は、製造メーカーにとって商業施設の運営はコストが高いだけでなく、高い専門性が求められることが障害と指摘した。
ただ鴻海は、中国で多くの工業用地を有する企業の一つとなっており、将来的にはこれら用地が同社の不動産開発事業で重要になるとみられている。
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