ニュース 商業・サービス 作成日:2018年5月16日_記事番号:T00077060
交通部観光局は15日、▽台南市▽高雄市▽屏東県▽澎湖県▽台東県──を訪れる団体旅行客を対象とした宿泊費、交通費の補助プランを発表し、即日実施した。中国人旅行客が減少した台湾南部の観光振興が主な狙いだ。経費として4,000万台湾元(約1億5,000万円)を投じ、6月末までの補助を見込む。16日付聯合報が報じた。
高雄市の景勝地、十八羅漢山。中国の桂林に似ていることから「小桂林」の異名を持つ(15日=中央社)
補助プランの内容は、平日に対象県市で1泊以上する旅行会社の団体客(20人以上、離島は10人以上)に対する1人当たり1日500元の宿泊費補助、および交通費の補助(澎湖県は1団体当たり上限5万元、他4県市は上限3万元)。旅行コースに国家風景区や地元特有の行事などが組み込まれている必要がある。
2017年に5県市を訪れた観光客は▽台東県、延べ68万6,261人(前年比41.1%減)▽屏東県、延べ183万28人(33.3%減)▽高雄市、延べ223万615人(26%減)▽澎湖県、延べ1万6,109人(16.3%減)▽台南市、延べ48万9,726人(10.9%減)──と軒並み前年割れだった。ただ、他の多くの県市でも観光客は大きく減少しており、南部5県市のみを対象とした補助プランに不満の声が出ている。
交通部観光局は18日に5県市を旅行に訪れる個人客を対象とした補助プランを発表する予定だ。
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