ニュース 電子 作成日:2018年5月18日_記事番号:T00077104
韓国メディアの報道によると、サムスン電子は今月発表したミドルエンドスマートフォン、ギャラクシーA6/A6プラスの前面カメラレンズに、スマホ用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の製品を採用したようだ。ラーガンは2013年に特許侵害でサムスンを提訴し、16年末に和解したと伝えられていた。今回の報道が事実であれば、両社の関係は対立から協力へ転換したことになる。18日付経済日報が報じた。
韓国メディアの報道によると、サムスンのスマホ用カメラレンズの多くはサムスン子会社か韓国メーカーが供給している。サムスンはラーガンの特許に抵触しないようカメラレンズの研究開発(R&D)も進めてきたが、生産能力および品質面でラーガンにかなわず、スマホ市場での優位を守るためラーガンとの提携を決めたとされる。
ラーガンはスマホ用カメラレンズ世界シェアが50%を超える。昨年の設備投資額は74億4,200万台湾元(約280億円)と前年比84%増加し、過去最高を記録した。今年も過去最高更新が予想されている。同社は近年、コンタクトレンズや心電計など医療分野にも参入している。
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