ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年5月18日_記事番号:T00077108
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の林義守董事長は17日、インドネシアに計画するニッケル鉄・ステンレス工場について、▽ラテライト(酸化)ニッケル鉱区の開発▽工場用地の整備▽設備調達──を進めており、着工後、早ければ2年で生産を開始できる予定だと明らかにした。18日付工商時報が報じた。
林董事長は、同工場の投資額は200億台湾元(約740億円)余りと説明。第1期の年産量は67万トンを計画しており、中台のステンレスメーカーに供給する予定だ。
なお、義聯集団がフィリピンに炭素鋼の一貫工場を設置するとの市場観測について、林董事長は、フィリピンで適当な用地が見つからず、現時点では工場設置計画はないと説明した。
この他、林董事長は、7月1日に賃上げを予定していると明らかにした。対象は燁輝企業(YP)、燁聯鋼鉄(YUSCO)など生産を手掛けるグループ企業の従業員を含むとみられる。賃上げ幅は検討中という。義聯集団は昨年、生産を手掛けるグループ企業の従業員を対象に平均2.5~3%の賃上げを実施した。
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