ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

駆動部品の全球伝動、VR椅子やロボット向け好調


ニュース 機械 作成日:2018年5月18日_記事番号:T00077109

駆動部品の全球伝動、VR椅子やロボット向け好調

 駆動部品メーカー、全球伝動科技(TBIモーション・テクノロジー)は、VR(バーチャルリアリティー)対応椅子や産業用水平多関節ロボット(SCARA)向けの出荷が好調だ。18日付経済日報が報じた。

 全球伝動の李進勝総経理は、韓国の主要顧客からVR対応椅子向けのボールねじなどの重要部品を受注し、出荷を開始していると明らかにした。証券会社によると、SCARA向けの出荷は、昨年の数千台から今年は1万台へと大幅に増加する見込みだ。

 李総経理によると、インダストリー4.0(第4次産業革命)や中国の産業政策「中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)」により、自動化設備の需要が高まっており、年内は受注が埋まっている。

 全球伝動は今年、新北市の樹林1期工場に新生産ラインを設けるなど、設備投資に10億台湾元(約37億円)を投じるとみられており、生産能力は前年比30%以上増加する見込みだ。

 証券会社は、全球伝動の今年の売上高は、新製品の投入や新生産ライン稼働が貢献し、前年比約30%増の35億元と、過去最高を見込んでいる。