ニュース 機械 作成日:2018年5月18日_記事番号:T00077111
中国での人件費急騰で工場の自動化が課題となる中、台湾企業が集中する江蘇省昆山市で「2018年中国(昆山)ブランド商品輸入交易会」が「スマート製造」をテーマに16日から開かれている。台湾メーカーは自動化設備の部品やロボットアームなどを出展している。18日付工商時報が伝えた。
チェリック関係者は、昆山の競争は激化しており、納期が2~3日まで短縮しているケースもあると述べた(17日=中央社)
圧力調整弁などを手掛ける空圧部品大手の台湾気立(チェリック)は、進出台湾企業の需要に合わせ、多彩な製品を出展した。空圧部品は自動化設備の導入コストの10~40%を占める。同社は中国の空圧部品市場で10~12%のシェアを占め、競合では日本のSMCが20%強、台湾の亜徳客(エアタック)が10%強のシェアを握っているという。
チェリックの中国法人、上海気立可気動設備の関係者は「空圧部品市場の規模がますます拡大している。人件費が高騰する中、メーカーが東南アジアに生産を移転するとしても、政策面や関連インフラなどの問題がある。海外のサプライチェーンは昆山ほど整っておらず、多くの台湾企業は工場の自動化を選択している」と指摘した。
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