ニュース 石油・化学 作成日:2018年5月18日_記事番号:T00077112
大阪ガスは17日、子会社の大阪ガスエンジニアリング(OGE)が、台湾中油(中油、CPC)が桃園市の観塘工業区に設置する計画の第3液化天然ガス(LNG)受け入れ基地と、台湾電力(台電、TPC)が台中港に建設予定の第5LNG受け入れ基地について、コンサルティング業務を受注したと発表した。いずれのLNG受け入れ基地も2023年に運転開始予定だ。
OGEは今回の受注で、台湾で具体的に計画が進行中のLNG基地の基本設計を、全て手掛けることになった(同社リリースより)
OGEは、CPCの第3LNG受け入れ基地(受入能力600万トン)の第1期工事(受入能力300万トン)のうち、2017年3月に地上式プレストレストコンクリート(PC)製LNGタンク4基の設計・建設コンサルティング業務を受注している。今回、気化設備の基本設計と技術コンサルティング業務を受注することで、第1期工事全体のコンサルティングを行うことになった。
また、TPCからの受注は初めてで、第5LNG受け入れ基地(受入能力410万トン)の地上式PCタンク5基および気化設備の基本設計と技術コンサルティング業務を受注した。
OGEはCPCの第1永安LNG受け入れ基地(高雄市永安区)、第2台中LNG受け入れ基地をはじめ、10カ国・地域23件のLNG受け入れ基地の建設、運転、保守に関するコンサルティング業務の実績がある。
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