ニュース 建設 作成日:2018年5月18日_記事番号:T00077113
生命保険大手、新光人寿保険は18日、台北駅前の亜州広場ビル1階で複合施設「楽活未来館」をオープンした。同施設では同社が計300億台湾元(約1,100億円)を投じて建設した、あるいは建設予定の▽高級マンションなどの住宅▽オフィスビル▽ホテル▽診療所──など12物件を展示しており、3年以内に全て完工する予定だ。賃貸開始後、稼働率80~90%で計算すると年間6億元の賃料収入が見込める。18日付経済日報が報じた。
新光人寿の主管は、12物件の建設地は▽台北市▽新北市▽台中市▽嘉義市──などで、うち3件が既に完成したと説明。また、台北MRT(都市交通システム)南港展覧館駅近くに計画する南港ソフトウエアビルは今年末に完工する予定で、既に海外のハイテク大手が本部として使用することが決まっており、賃貸契約を締結済みだと明らかにした。
新光人寿の主管は、南港展覧館商圏と台北市の信義計画区は車で十数分の距離だが、南港展覧館商圏のオフィスビルの賃料は高くても月1,500~1,600元と、信義計画区の平均3,200元の半額と説明。同ハイテク大手の南港ソフトウエアビル入居により、台湾のハイテク企業も南港エリアに本部を移す可能性があると予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722