ニュース 電子 作成日:2018年5月21日_記事番号:T00077128
ファウンドリー大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の黄崇仁(フランク・ホアン)執行長は、仮想通貨の採掘(マイニング)装置の世界最大手、北京比特大陸科技(ビットメイン)との提携を明らかにした。7月からパワーチップ傘下のメモリー設計会社、愛普科技(APメモリー・テクノロジー)が、ビットメイン向けに仮想通貨「イーサリアム」のマイニング装置用メモリーと人工知能(AI)用メモリーを供給する。21日付経済日報が報じた。
黄執行長は、近くビットメインと正式な契約を交わすと説明した。両社の取り決めによると、パワーチップは当初、ビットメインのマイニング装置用メモリー向けに月1万枚の生産能力を割り当てるという。一方、AI用メモリーについては、現時点で詳細を明らかにできないと説明した。
ビットメインは3年前から台湾積体電路製造(TSMC)にビットコインのマイニング装置用ICの生産を委託している。ビットメインの詹克団共同執行長はパワーチップとの契約締結のため来台するもようで、DRAM大手の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)など他の台湾メーカーとも提携するか注目を集めている。
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