米市場調査会社、ストラテジー・アナリティクスの統計によると、スマートスピーカーの第１四半期の世界市場の出荷量は920万台で、前年同期比約3.7倍に増加した。アップルの「HomePod（ホームポッド）」のトップカバーモジュールの他、アマゾン・ドット・コムの「Amazon Echo（アマゾン・エコー）」向けにも供給している、瑞儀光電（ラディアント・オプトエレクトロニクス）の王本然董事長は、今後のスマートスピーカー市場を好感しており、同社の業績をけん引するとの見方を示した。19日付工商時報が報じた。
ブランド別の第１四半期出荷台数は、首位がアマゾンの400万台で、前年同期の２倍ながら、市場シェアは前年同期の81.8％から43.6％に低下した。２位のグーグルは240万台でシェア26.5％と、前年同期比14.1ポイント上昇した。３位以下は、▽阿里巴巴集団控股（アリババ・グループ・ホールディング）、70万台（シェア7.6％）▽アップル、60万台（シェア６％）──だった。
