ニュース 電子 作成日:2018年5月21日_記事番号:T00077130
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、32インチテレビ用液晶パネル価格の大幅下落を受け、中国パネル最大手の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)や深圳市華星光電技術(CSOT)、恵科(HKC)が5月に32インチパネルの生産を10~15%減らし、代わりに49、55インチパネルなどを生産しているようだ。ウィッツビューは、6月にパネル価格が底打ちする可能性があると予測した。21日付工商時報が報じた。
ウィッツビューによると、32インチパネルの5月オファー価格は45~47米ドルで前月比4~5米ドル下落し、原価水準に達している。65インチパネル価格も252~255米ドルと、前月比10米ドル下落し、原価の230~250米ドルに近づいている。40、43、49、50、55インチ価格も4~5米ドル下落した。
テレビパネル価格は昨年第2四半期から下落が続いている。ウィッツビューは、第2四半期の下落幅は▽32インチ、前期比20~22%▽43インチ、13~15%▽49・50インチ、12~14%▽55インチ、9~11%▽65インチ、14~16%──と予測した。
一方、5月のノートパソコン用パネル価格は前月比0.1~0.3米ドル下落、モニター用パネル価格は0.2~0.4米ドル下落した。
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