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中華電信、eスポーツ大会会社に出資へ


ニュース 電子 作成日:2018年5月21日_記事番号:T00077133

中華電信、eスポーツ大会会社に出資へ

 通信キャリア最大手、中華電信は18日、eスポーツ(コンピューターゲーム競技)大会の運営などを手掛ける就肆電競(4ゲーマーズ)が実施するシリーズBラウンドの資金調達に応じると発表した。中華電信の鄭優董事長は、4ゲーマーズへの出資を通じて共同で台湾eスポーツ市場の発展を図るとともに、東南アジア市場へ進出すると表明した。19日付工商時報が報じた。

 4ゲーマーズの黄智仁執行長は今回の資金調達について、中華電信の他、▽中国の電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)が台湾に設立した起業支援ファンド「台湾創業者基金」▽金融持ち株会社、中華開発金融控股(開発金)の資産管理会社、中華開発資本国際(CDIBキャピタルグループ)──から出資を受けると明らかにした。各社の出資額は明らかにされていないが、合計で1,600万米ドルと予想されている。

 なお経済部商業司の資料によると、4ゲーマーズの資本金は現在5,010万台湾元(約1億8,700万円)。今回調達した資金は研究開発(R&D)や海外市場開拓に投じる計画だ。