金融持ち株会社、新光金融控股傘下の生命保険大手、新光人寿保険が18日、台北駅前の亜州広場ビル１階にオープンした複合施設「楽活未来館」内に、保険商品に関する相談サービスを提供する「LIFE Lab人生設計所」コーナーを開設した。同コーナーについて新光金の李紀珠副董事長は、日本視察からヒントを得たもので、台湾市民の保険契約や人生設計に協力することが保険業者の使命と考えて導入を決めたと説明した。年内に台北市、新北市の３カ所に「人生設計所」を設置したい考えだ。19日付工商時報が報じた。
なお「楽活未来館」について李副董事長は、▽ハイテクとデジタル金融サービスの融合▽グルメ▽公益──を３大テーマに掲げたと説明。館内には各種金融、資産運用サービスを提供したり、現金自動預払機（ＡＴＭ）を通じて台湾元と外貨の両替サービスを提供する簡易デジタル銀行や、コーヒーショップ「路易莎咖啡（ルイサコーヒー）」、授乳室、おむつ交換台など乳幼児向け施設、および高齢者が横になれる場所を設けた全年齢対象の休憩所を設置した。
