ニュース その他分野 作成日:2018年5月21日_記事番号:T00077146
カーエレクトロニクス用プリント基板(PCB)世界最大手、敬鵬工業(チンプーン・インダストリアル)の工場(桃園市平鎮区)で起きた大規模火災を受け、内政部は高リスク工場に対する安全検査計画を始動させる。台湾全土のPCB工場40カ所をはじめ、半導体、光電、石油化学、紡織などの業種も対象となる。工場に対する大規模な一斉安全点検が実施されるのは初めてだ。21日付工商時報が伝えた。
一斉検査は関係官庁が6カ月かけて共同実施するもので、内政部消防署、経済部、労働部、行政院環境保護署(環保署)、内政部営建署が加わる。延べ床面積では1,000平方メートル以上が対象。調査項目は▽消防法令に違反していないか▽危険物の届け出がなされているか▽職業安全衛生法令に違反していないか▽毒性化学物質管理弁法に違反していないか▽建築管理法規に違反していないか──などだ。違反企業には法律に基づく処分が下され、悪質なケースには加重罰や30日の操業停止を命じる。
内政部消防署の陳文龍署長は「特定の産業を対象とするものではなく、生産過程で危険物を使用している工場は全て対象だ」と説明した。
火災発生時に化学物質の所在を速やかに把握するため、消防署は化学物質の種類、数量の配置図を提供するよう工場に求める。
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