ニュース 電子 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077150
22日付自由時報によると、中国のスマートフォン大手ブランド、OPPO広東移動通信は今年、自社製品で使用するクアルコム製プロセッサーの割合を従来の約8割から5割に落とす一方、聯発科技(メディアテック)からの調達を拡大するもようだ。
OPPOが下半期に発売を予定するスマホ新旗艦機種「R15s」の搭載プロセッサーについては先ごろ、クアルコムが独占受注するとの報道も伝えられた。外資系証券会社は、同機種の設計が完了する6月末にならなければ調達先は確定しないと指摘した。
このほか、ドイツ銀行によると、中国のスマホ大手、維沃移動通信(vivo)もメディアテックからのプロセッサー調達を増やすとみられている。メディアテック売上高にvivoが占める比率は、昨年第4四半期の10~15%から今年末には25%まで拡大すると予想されている。
米国政府が先月、国内企業に対し、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)への部品、技術提供を禁じたことで、他の中国メーカーも部品調達の中断を懸念して、クアルコムに対する発注を削減しているもようだ。
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