ニュース 電子 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077151
第5世代移動通信システム(5G)対応スマートフォン向けの高周波(RF)チップの需要が高まる中、ファウンドリーの一部が8インチウエハー工場のRF-SOIプロセスの生産能力を増強しているほか、▽台湾積体電路製造(TSMC)▽聯華電子(UMC)▽グローバルファウンドリーズ(GF)▽タワージャズ──などファウンドリー大手は12インチ工場で0.13マイクロメートル~45ナノメートルのRF-SOIプロセスの導入・生産拡大を行い、量産を開始している。22日付電子時報が報じた。
半導体業界関係者は、RF-SOIプロセスで生産されるチップは、RFパワーアンプ(PA)、RFスイッチなどスマホ用RF部品向けが最も多いと指摘。スマホ用RF部品向けチップ価格は現在約12~15米ドルだが、5G対応スマホ向けでは18~20米ドルに達するため、RF-SOIプロセスの生産能力が逼迫(ひっぱく)している原因の一つになっていると説明した。
現在、RF-SOIプロセスを採用したチップの約95%は8インチ工場で生産されているが、RF-SOIプロセスの微細化に伴い、一部の製品が12インチ工場で生産され始めている。
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