ニュース 電子 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077153
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が最近、半導体生産への参入意向を表明する中、鴻海の傘下企業が中国エアコン大手、珠海格力電器(グリー・エレクトリック・アプライアンシズ)と提携したもようだ。自由時報(電子版)が中国紙・証券日報を引用して伝えた。
グリーの董明珠董事長は先日、「コストを惜しまず、半導体チップを内製化したい。中国政府の補助がなければ、自分が500億人民元(約8,700億円)を拠出する」と半導体事業参入に強い意志を示していた。
グリーはエアコンの核となる制御ICを外部から調達している。グリーは2017年決算が大幅な増収増益だったにもかかわらず、配当を見送っており、大規模な投資を想定しているとみられている。
グリーの半導体事業参入には他社との提携が不可欠とみられていたが、鴻海が提携先となったとの見方が浮上している。
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