ニュース 電子 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077155
産業用メモリーモジュールの宜鼎国際(イノディスク)は21日、スマート工場の技術を採用した研究開発(R&D)・製造センターを、新竹科学工業園区(竹科)宜蘭科学園区で稼働させた。22日付工商時報が報じた。
簡川勝董事長(左5)は、ソフトウエア、ハードウエア、ファームウエアの一体化を進めていくと述べた(科技部リリースより)
同センターでは、生産工程にインダストリー4.0(第4次産業革命)の考えを導入。世界中の拠点と接続して生産・受注データをリアルタイムで共有する他、新型の生産ライン転換システムを備え、生産効率を60%高めることが可能だという。また、人工知能(AI)の分析による不良品削減や、高度なデータバックアップシステムを備える。
同社は、6月5日から台北市で開催される電子製品見本市、台北国際電脳展覧会(コンピューテックス台北)に、データ保存技術「iRetention」を採用したソリッドステートドライブ(SSD)を出品予定だ。独自のファームウエア技術によって、高温下にさらされやすい産業分野での耐用期間延長を実現した。
また、温度変化に強く、硫化防止技術を採用したDDR4モジュールも出品予定で、車載用、セキュリティーモニター、ネットワーク、防衛分野といった既存分野のみならず、AI、モノのインターネット(IoT)、スマートシティーといった新興分野でも商機を獲得していく考えだ。
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