ニュース 電子 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077157
華碩電脳(ASUS)傘下の宇碩電子(ユニマックス)は21日、自動車向けの▽虹彩認証▽顔認証▽眼球追跡──の生体認証技術を統合した、運転手の▽本人確認▽疲労測定▽集中度合いの測定──が可能なシステムを発表した。22日付工商時報が報じた。
ユニマックスは、虹彩認証の正確度は99%で、運転手の身元確認によって盗難を防げるほか、本人確認後、▽ハンドルの高さ▽バックミラーの角度▽座席の位置──などを本人が設定した状態にすることができると説明した。
同システムは運転手の顔や瞳孔のわずかな変化を検知し、運転手が過労運転をしていると判断すれば注意を促す。同時に▽管理センターや運転手が設定した家族や友人への通知▽近くのホテルやサービスエリアの情報提供▽自動運転モードへの切り替え──を行い、事故を防ぐ。
また、眼球追跡技術を利用し、運転手が携帯電話の使用や同乗者との会話などで視線の集中度合いが低いと判断した場合も注意を促す。
ユニマックスはASUSの完全子会社で、2007年設立。自動車向けシステムや製品の開発が中心で、既に日本の自動車メーカーの認証を取得している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722