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Q1金融収支、31四半期連続の赤字に


ニュース 金融 作成日:2018年5月22日_記事番号:T00077166

Q1金融収支、31四半期連続の赤字に

 中央銀行(中銀)が21日発表した第1四半期の国際収支統計によると、金融収支は164億2,000万米ドルの赤字だった。昨年第4四半期の200億8,000万米ドルの赤字よりは縮小したものの、過去最長の31四半期連続の赤字となった。31四半期の累計流出額は3,677億8,000万米ドルだ。22日付工商時報が報じた。

 第1四半期の金融収支のうち、証券投資は276億4,000万米ドルの純流出だった。中銀関係者は、保険会社など居住者による海外証券投資が289億1,000万米ドルと、外国人投資家など非居住者による証券投資12億7,000万米ドルを大きく上回ったと説明した。

 第1四半期の直接投資は18億米ドルの純流出だった。

 一方、第1四半期のデリバティブ(金融派生商品)は、26億9,000万米ドルの純流入だった。その他投資は、103億4,000万米ドルの純流入だった。域内銀行の海外銀行からの資金調達が押し上げた。

 第1四半期の経常収支は200億8,000万米ドルの黒字だった。中銀の準備資産は47億6,000万米ドル増加した。