ニュース 電子 作成日:2018年5月23日_記事番号:T00077188
ハイテク業界の著名人、翟本喬氏が創業し、鴻海科技集団(フォックスコン)から出資を受けてクラウドコンピューティング関連事業を手掛ける和沛科技(ホープベイテクノロジー)がこのほど、99.9%の減資実施を発表した。これにより、同社の資本金は8,600万台湾元(約3億1,700万円)から1元に減少した。23日付経済日報が報じた。
翟氏は減資後も自社製品「ArkEase」の顧客サポートを保証期間内は継続する。今年2月に発表した携帯電話用のシステムソフトウエア「Tera」は、メーカー側に採用されていないため、事業を取りやめる。
翟氏はフェイスブック(FB)で「会社資産を売却し、清算後に解散するのと、ほぼゼロにまで減資を行うのとでは責任面で大きな違いがある。保証期間内は顧客へのサービスを継続する」と説明した。
鴻海集団による当初の投資額は明らかにされていないが、今回の減資で翟本喬氏が2,100万元の損失を負うとしていることから、鴻海集団も4,200万元を超える損失を負ったと推定される。
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